理想の人工芝の仕上がりには下地作りが重要

人工芝を業者にお願いし施工したは良いけど思ってた仕上がりのイメージと違ったり、歩くとボコボコしていたりと後悔する様な事がない様に重要なポイントをご説明☆

この作業は施工面積が少ない場合は手でも可能ですがおおよそ10センチは掘る必要がある為、重機がオススメです。その際に根っこや球根などしっかりと確認し取り除く必要があります。

綺麗な土になる様に丁寧に施工致します☆

綺麗に掘削し終えたら次は土の上にC40.0砕石を敷き詰め転圧機にて締め固めます。この作業の時に水勾配やモグラの対策も兼ねてしっかりと施工致します。

この作業で雨が降ってもへこまない強固な下地を作ります。

砕石で強固な下地が出来たら次は山砂を使い不陸調整（平にする事）を行います。この山砂がポイントで山砂は学校のグラウンドなどに使われる天然の水捌けの良い＋雨に濡れても泥にならず形が保たれる砂になります。

まれに他の業者では川砂やRC10、 RCダストを使う業者もいるので注意して下さい。

川砂は粒子が均一なので形が保てず、ボコボコになり、RCダストと言う建物を解体した時に出るコンクリートを砕いたセメント混じりの砂だと数年後にはセメントで固まっており張り替え時に大きな出費になる可能性があるので使用不可になります。

山砂は天然の砂になるので10年後もトンボで擦れば不陸調整可能です。

又、この時に砂利や花壇の土の境界にはレンガをセメントで固定して見切りをしてあげる事により、人工芝の陥没や砂利が人工芝に入り込むのを防ぐ事が出来ます☆

次に人工芝施工でポイントは坊草シートの施工になります。坊草シートも安価なビニールで出来ている物などは耐久性も無く、使用不可となります。

国土交通省などの工事にも使われる不織布タイプの坊草シートが水捌けも良く、耐久性がありオススメです。

坊草シートなしで人工芝施工をしてしまった場合は人工芝に開いている水抜きの穴から光が入り雑草が生えたりする事があります。

坊草シートの施工も終わり、人工芝の仮止めが出来たら次は人工芝の繋ぎ目をボンドで接着をします。この時にはボンドは専用のターポリンシートの上に施工しています。

土→砕石→山砂→坊草シート→ターポリンシート→ボンド→人工芝の順になります。

人工芝はロールで納品されるので広げると伸び縮みします。U字釘だけでは施工後に繋ぎ目に隙間が開いてしまったりする事もあるのでしっかりとボンドで人工芝同士を結合します。

又、人工芝中央へは鉄のピンなどを使わない事で裸足で遊んでも安全な人工芝になります☆

外周部をU字釘でしっかりと固定し設置完了です☆

外周部にU字釘を打ち固定したら最後は専用の機械で人工芝の葉を起き上がらせます☆

人工芝はロールでの出荷になる為、施工直後のロールで抑えられクセがつき毛は寝てしまっています。

強制的に機械でブラッシングしてあげる事により綺麗な人工芝が出来上がります☆

ブラッシングで同時にカットした人工芝の葉などもかき集め清掃します☆

 

人工芝施工完了になります☆

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